曼珠沙華を見に高麗へ

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西武線の高麗(こま)駅へ、初めて行ってきました。


今の時期はちょうど、曼珠沙華(彼岸花)の見頃なんです。 
道を歩いていてもたまに見かける花ですが 
高麗駅から歩いて10分ほどのところにある巾着田(埼玉県飯能市のあたり)には、 
曼珠沙華の群生地があるんですよね。 日本一だそうですよ。
いつも西武鉄道のポスターで見かけていて、いずれは行ってみたいなあと思っていました。 

しかし、ほぼ河原みたいなところを延々と歩いたり、農道のような細い道を通ったりで 
都市部の徒歩10分とは、えらい違いがありました。 
そんなに距離は無いのに、地形のせいで疲れちゃいます。 


雨も降ってきて、蒸し暑くてきついものがありましたが、なんとか群生地に到着! 
曼珠沙華の見頃は10日くらいしかないらしく、すでに枯れかけているものも多かったんですけど 
遅咲きの花を選んで写真を撮ってみました。 





たまーに、白い花もあるんですよ。 
でも白い曼珠沙華は弱いらしく、すぐ枯れてしまうんだそうです。 


「ドレミファ橋」とか「あいあい橋」とか 
このあたりには、面白い名前の橋が多いみたいです。 
確かに細い川が流れていて、やたら橋だらけなんですけどね。 


帰りに駅まで向かっていると、もう何度も来ているという常連のおじいさんが 
歩きながらいろいろと話しかけてきました。 

いくつか興味深い話を聞いたんですが、 
「途中で曼珠沙華を売ってる農家がたまにあるし、
買ってる客も見かけるけど、あれは持ち帰る花じゃないのに」 
という言葉が、とても心に残りました。 
野の花は摘まないで大切に守ろうとかいう話ではなく、もっと仏教的な理由で。 

それで思い出したんですが、私が小学生のとき 
この曼珠沙華という花、みんなに忌み嫌われてたんですよ。 
根の部分に毒があるんですが(水にさらすと無効化できる) 
「毒があるんだぞ、その花! 触ったら死ぬぞ!」 
などと、やたらと「触るな」ということが強調されてました。 

でも、毒を持っている植物など多いのに 
どういうわけだか曼珠沙華だけが徹底的に嫌われていて。 
私なんかはこの花が咲いていると、少しでも触るのが嫌で 
徹底的に避けて通っていたのを覚えています。 

いま思うと、曼珠沙華に触るなというのは 
子供が毒を過剰に恐れて広まった風潮ではなくて、 
どこかの大人が、その仏教的理由で 
むやみに子供が触らないよう、毒を理由にして 
畏れの気持ちを抱かせていたのかなあ、なんて気がします。 

だから私も、この花を見にわざわざ出かけるなんて 
ずっと論外だと思ってたんですよ。 
西武鉄道の広告に洗脳されて、すっかり忘れてましたが(笑) 

調べてみたところ、曼珠沙華という名前は 
四文字とも仏教にまつわる文字を使っているんですね。 
仏教で「天空の花」と言う意味らしく、 
おめでたい事が起こる前兆として、赤い花が天から降りてくる…という話があるんだとか。 

でもどうして、そんな縁起のいい花が忌避対象になるんだろう? 
それがちょっと不思議ではあります。 

群生した曼珠沙華は本当に綺麗でした。 
機会があったら、一度は見に行くのもいいかと思います。 
今年の夏は、秩父へ芝桜を見にも行ったけど、 
いつかは富良野のラベンダー畑に行ってみたいなあ。 

駅の近くで、通行止め予定か何かの看板を見つけました。 
旗を持ったペンギンが可愛いです(笑) 


駅前では、高麗の名産品などの売店がたくさん。 
おやきと焼きだんごを食べてきました。 
やっぱりこういう場所では、日本的な食べ物に限りますねえ。 


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このページは、namachanが2006年10月 2日 01:24に書いたブログ記事です。

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