ANA機体メンテナンスセンター
見学レポート

ANAのサイトを見ていたら、機体メンテナンスセンターの見学ができることを発見。
さっそくネットから申し込み、先日お邪魔してきました。
例によって写真ばかりで重いんですが、お楽しみいただけますように。

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機体メンテナンスセンターは、モノレール「新整備場」から徒歩約15分。
羽田空港からタクシーで行くと、約5分です。

私は時間の都合もあってタクシーで行ったんですが、
待ち時間もほとんどなく、1000円ちょっとで行くことができました。
運転手さんがとてもいい人で、羽田空港のタクシー事情を教えてくれたりしました。
到着して清算すると「楽しんできて下さいね!」と笑顔で送り出してくれて、嬉しかったです。

入ってまず、こんなインフォメーションボードが待っていました。
モザイクかけてますけど、その日の見学者がみんな書かれているんですよ。
なんだかホテルとかみたいです(笑)。
歓迎の気持ちが伝わってきて、これは嬉しい〜。

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中に入ると、こんなネックストラップが渡されます。うーん欲しい。
あと、丸くくりぬかれた部分に顔を入れて写真を撮る、撮影スポットもありました。
さすがにこれはちょっと恥ずかしくて使えませんでしたけど(笑)
こんなものが存在するというユーモアに惹かれて、撮影スポットを撮影してしまいました。

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時間より早く到着すると、こういうモックアップで遊べます。
実機を使っているらしく、とってもリアル!

社員さんが気を使って、ちょくちょく声をかけてくれる配慮も嬉しかったです。
「あともうちょっとで始まりますので、ゆっくりお待ち下さいね」
「お手洗いはこちらの先にありますので」
などなど、聞く前からいろいろ教えてくれるのです。
しかも担当の社員さんじゃなく、ただの通りすがりの女性社員さんが、なんですよ。

館内に入場するには、厳しい?セキュリティチェックがありますけど、
中に入ってみると、ANAの皆様のこんなあたたかいもてなしが待っていました。

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飛行機の模型もたくさんありました。
壁には、歴代の飛行機が詳しく説明されたパネルも貼られてます。

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壁にはこんな感じの案内表示が。前日の利用実績がすぐ見られちゃいます。
国内線の利用率は50%ちょっとなんですねぇ…。

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上の写真は反射してしまって見づらいので、左右のパネルそれぞれをアップで。
ボーイング社やエアバス社の事務所もあったりするんですね。

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というわけで、時間になったので見学ツアー開始!
まずはANA社員さん直々に指導してくださる、飛行機講義です。
この日は団体さんの見学者が急遽キャンセルになってしまったらしく、
大人ばかり7〜8人ほどの、静かな感じの講義でした。

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広い部屋の中には、飛行機の模型のほか
ファーストクラスのシートなんかも置いてあります。
滅多に座れるものではないので、ここぞとばかりに堪能してきました(笑)

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「飛行機はなぜ飛べるのか」を、わかりやすく説明してもらえます。
なんと、去年までずっと機体のメンテナンスを担当していたという方が先生でした。
飛行機が離陸できる理屈を、簡単な実験をまじえて教えてもらって
ボーイング社で撮影された、飛行機を組み立てるまでのビデオも楽しめましたよ。

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約45分ほどの講義のあとは、いよいよメンテナンスセンター現場へ!
全員ヘルメットをかぶって入ります。
何か落ちてくるというよりは、せまいところや天井が低いところをよく通るので、
歩きながら頭をぶつけるのを避けるためみたいです。

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さきほどの先生がハンドマイク片手に、各パーツの役割などを説明してくれます。
作業の音が結構うるさいので、普通にしゃべると声が聞こえないんですよ。

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飛行機に乗りに行っても、こんな光景は絶対に見られませんよね〜。

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いろいろな交換部品が山積みになっています。
ファンにはたまらないかも?(笑)

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機体見学は一日3回行われているんですが、
この日参加したのはいちばん最後の回、夕方くらいの時間でした。
そうすると、どうしても逆光になってしまうんですよね。
綺麗に写真を撮りたいのなら、午前中の方がいいかもしれません。

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これは確か、飛行機のお尻の部分…でしたっけ?
撮影に夢中になってて、あんまり先生の話を聞いていませんでした(苦笑)
機会があったらまた行って、じっくり話を聞いてみたいです。

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話を聞いてないから、何をどうしている光景なのかさっぱり(笑)

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左側に見える緑色の物体は、飛行機のドア部分です。
ぼこぼこと丸い穴が開いているのは、軽量化のためだそうですよ。
右のお兄さんは、窓ガラスのメンテナンス中みたいですね。

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どうもこう、働くおじさんというものに惹かれます。
作業服を着て飛行機のメンテをするなんて、カッコ良すぎます。

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エンジンって本当に大きいんですよね〜。
確かにこんなものが上空を高速飛行していたら、
ときどき、運の悪い鳥さんが吸い込まれる事故が起こるのもわかります。
(バードストライクっていうんですけどね)
でも、鳥さんが1匹吸い込まれただけでも、飛行機にとってはかなり大きなトラブル。
きっちり検査しないと、次のフライトに出られないんですよね。

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天井部分には、とっても頑丈なクレーンがあります。
このクレーンが動くときや、床の台が上昇するときには
センター内に童謡のメロディが流れつづけ、整備士さんの注意を喚起しています。
(「大きなくりの木の下で」が途中でえんえん流れ始めたので、何かと思ってあとで質問しました)

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この日、間近で見たのはJA8567でした。レジナンバー覚えちゃいました。
この番号を覚えておけば、いずれ別の機会に別の空港でこの機体を見つけても
「あ、あのときの子だ!」とわかってしまうわけです。

個人的に、ANA機の垂直尾翼って大好きです。
というか、トリトンブルーのカラーリングが良いんですよね。
実はただそれだけの理由でANAファンになったんですけど(笑)

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床から飛行機を見上げると、改めてその大きさに圧倒されます。
機内でサービスや景色を楽しむのもいいけれど、外から眺めるのも飽きませんよね。

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右の写真は、機体の先頭・底面です。ここがカメラになっているそうで。
機内のモニターで下の風景が中継されることがありますが、これで撮影されてるんですね。

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飛行機だけじゃなく、センター内にはこんなポスターもありました。
ユーモアがあふれていて楽しいですよね。
こういうのを見つけて、いちいち撮影するのが大好きです(笑)

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見学記念として、こんな下敷きをいただきました。
エアバス320の正面とコックピットの写真が使われていて、なかなかカッコいいのです。

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無事にセンター内の見学を終えると、ヘルメットやネックストラップを返却して終了です。
入り口ロビーには売店があり、ANAグッズを2割引で購入できます。
他にもちょっとした飲食物が売られていて、社員さんが利用しているようです。

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帰りは、社員さんが利用するバスに便乗させてもらうことができました。
羽田空港まで送ってくれます。
社員さんたちと共に、運転手さんにお礼を言って降りました。

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というわけで、ホントに楽しかったです。
ANAの皆様、他の参加者の皆様、ありがとうございました!

飛行機がお好きな皆様、ぜひ行ってみて下さいね。

<ANA関係者の方へ>
もし問題のある写真があるようでしたら
ご面倒ですが
ご一報くださいませ。即刻削除させて頂きます。

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