その昔、岡崎駅東口で「あわ雪豆腐」という東海道名物の豆腐が売られていて、旅ゆく人たちに有名でした。でも、時代と共にだんだんさびれてきてしまい、その名を残そうと作られた銘菓が、この「あわ雪」なのだそうです。確かにこう見ると、豆腐そっくりの外見ですよね。ここに紹介している他にも、コーヒー味やチェリーブランデー味など、いろいろなフレーバーのものが存在します。
見た目は豆腐そのものですが、食感は”ぷるぷるしたメレンゲ”という感じです。メレンゲというのは卵の白身と砂糖をよく泡立てて焼いたお菓子で、デコレーションケーキの上に乗っている動物型のものなんかがそうです。あのメレンゲは固くてポリポリした食感ですが、これはぷるぷる。ほんのりとした淡い甘さなので、舌の上でよく味わって楽しみたいお菓子です。
ところで、ちょっと思いついて一つだけ冷凍庫に入れてみました。凍ったらどんな食感になるのか、興味が沸いてきたもので。でも、数日経ってから取り出してみたところ…なんと全く凍っていませんでした。たぶん科学的な理由がきちんと存在するのでしょうけれど、これにはかなりビックリでした。

※ネットでお世話になっている「M」さんより頂きました。ありがとうございました！