はたはたは、秋田の名物料理「しょっつる鍋」に欠かせない魚です。厳しい冬が到来する11月末に、秋田沖に押し寄せてくるそうで。”うなぎ粉末”が入っているうなぎパイのように”はたはた粉末”が入ったパイというわけではなく、はたはたの形を表し、しょっつるで味付けしたという珍しい趣向のパイなのです。甘さ控えめというか甘くないし、ちょっぴり塩味すらするんですよね。砂糖が少ないせいなのか、食感もソフトでしっとりしていて、口の中でパイがざくざく刺さって痛いということもありません。
普通この手のパイは、個別包装したものが大きなビニールパックに密閉され、箱の中に梱包されて売られていますが、それだと一度ビニールパックを開けてしまうと密閉はできなくなるんですよ。個別包装されてるから、そう湿気ることもないんですけどね。はたはたパイは、薄めのジップロックのような、チャック式のビニールに入っていました。これだと何度か開閉しても湿気を防いでくれるので、ちょっと嬉しいものがあります。木村屋さん、ナイス心遣いです！
実は個別包装されたお菓子って、意外と湿気を吸いやすいんですよ。特にサブレやクッキー類は、個別包装されていたとしても、缶やビンの中に保存しなおした方がいいものもあるみたいです。

※ネットでお世話になっている「乱騎龍」さんより頂きました。ありがとうございました！