出た出たっ! 前からこういう「どの場所に行ったとしても使えるお菓子」の存在は聞いて知っていたのですが、これを買ってくる知人が周囲に全くいなかったため、初めてこれを手に入れることができた時はかなり感動モノでした。銘菓と言うと語弊があるとは思いますが、おみやげ系お菓子としてはある意味とても有名なので、迷わずご紹介させていただきますね。
パッケージにはサルと一緒に写真を撮っているおじさんが描かれています。セルフタイマーで撮っているので、ひとりで動物園に遊びに来たんでしょうか。
いや、そのわりには柵の中に入り込んでいるし、ポージングにも慣れてるようだし、ひょっとしたらこのサルは着ぐるみ? でも着ぐるみがいるくらいの観光地だったら、なぜ近くの従業員がシャッターを押してあげないんだろ?(←考えすぎ)
中身はいたって普通のミルククッキーです。歩行者用信号の絵みたいですけど、デザインされているのは”小さい子供を連れて遊びに出かけた夫婦”のような気がします。パッケージのおじさんとサルは一体どこへ行ってしまったのでしょうか。それにしても、いちばん左側の人物は何をやっているのでしょうか。カカシみたいな帽子をかぶりながら、鳥に手を振ってるとか?
いちばん右の人物も変に腰が引けているし、とにかく謎ばかりが残ります。
この絵はなぜだか妙に、心の琴線に触れるものがあります。どういうわけだか私はこのシルエットを見て、楽しい観光の思い出というよりは「もう二度と帰ってこないあの幸せな日々…」みたいなものを連想してしまい、不覚にも泣きそうになってしまいました。家族のシルエットをお菓子に使うのは反則だと思います。それがメーカーさんの意図だとは思えませんけどね(笑)。あああ、どうして私はこんなに深読みしてるんでしょう。忘れてください。
※職場のTさんからおみやげに頂きました。ありがとうございました! |