徹底比較研究!

白い恋人(北海道) VS 白いお台場(東京) VS 白いメロディー(神戸)

「白いお台場」を見つけたときは、かなり衝撃的でした。
お台場ってそんなに雪も降らないし、白が目立つ場所もなかったはずなのに…。
なんてことを思いつつ、ちょいと関西へ旅行にでかけたら
そこでは新たなライバル「白いメロディー」という商品を発見!
いったいどんな音なのでしょう? それに、なぜ神戸??

ただの銘菓ファンである私としては、面白ければなんでもOKなので
喜んでひととおり買ってしまったのは、言うまでもありません。

ならべて比較したいので、横に長いページになってしまいました。
ちょっと見づらいかもしれませんが、どうぞご容赦下さいませ。
(せめて文章だけは中央に寄せてあります)
できるだけ解像度の高いモニタでご覧になると、少しはマシかもしれません。

まずは箱を比べてみます

白い恋人
ハート型のフレームに、北海道を代表する山・利尻富士が描かれています。
箱は本体と蓋に分かれているのではなく、持ち上げ式の蓋がついているという感じですね。
      蓋をとめているシールの近くに書かれている文字は「Shiroi Koibito」(笑)

白いお台場
レインボーブリッジと東京湾が描かれています。
リボンに文字が書かれているあたりは、白い恋人とよく似ていますね。
      蓋の手前部分に、筆記体で「Odaiba」と書かれているのがナイスです。

白いメロディー
神戸の建物が描かれていますが…これはどこかな?
左の二つとはデザインがあまり似ていないかもしれませんね。
実はこれだけ、箱ではなく包装紙に絵や文字がデザインされているんですよ。
包装紙をひらくと、何かの木が蓋の中央にデザインされた、シンプルな白い箱が現れます。

箱のフタを開けてみましょう!

白い恋人
仕切りごとにお菓子が数袋ずつ入っていますが、薄い透明のフィルムで止めてあるので、ばらけません。
蓋の内側部分に、白い恋人の紹介や写真が載っているのがいいですね。

白いお台場白いメロディ
仕切りにそのまま入ってるので、箱を開けたら中でお菓子がバラバラになってました(笑)
どちらもパッケージが白を基調としていて、なんだか爽やかなイメージです。

個別包装のデザインは、どれもなかなかお洒落です

白い恋人
北海道らしく、雪の結晶が描かれています。
実は私、「白い恋人」はお菓子よりも容器の缶を先に知ったんです。小学校の輪ゴム入れで。
そのときは雪の結晶とはわからず、何かの細胞かなあ…などと思っていました。脳細胞に見えるんだもん。
それを思い出して先日、製造元の石屋製菓さんにメールで質問をぶつけてみたんですよ。
『あの細胞のような絵柄は、やはり雪の結晶なのですか?』と(笑)
すると、こんな馬鹿な質問にも、迅速かつ丁寧な返信メールを送ってくれました。
『お問い合わせの白い恋人のパッケージに描かれている「細胞のような絵」ですが、
やはり雪の結晶をイメージしたものでございます』

そりゃそうですよねぇ…石屋製菓さん、申し訳ありませんでした〜!!
ちなみにこのデザインは、発売当初の売れるかどうかわからなかった時、
本社のそばに住んでいたデザイナーさんが無償でデザインしてくれた、とのことです。
この情報も石屋製菓さんがメールで教えて下さいました。感謝してます。

白いお台場
レインボーブリッジと東京湾が描かれています。箱の絵と同じですね。
白い恋人は切れ目が右上の一箇所だけなのですが、
これは左右いちめんにギザギザがついているので、どこでも好きなところから切れます。

白いメロディー
絵柄は特にありませんね。白と水色を基調にした、繊細で洒落た雰囲気のパッケージです。
神戸はロマンチックなイメージがありますし、女性受けしそうなデザインではあります。
「ミルクチョコレート&アーモンドチュイル」の文字が燦然と輝いています。
また、やはり左右いちめんのギザギザが。どこでも好きなところから開けることができます。

さて、いよいよ開封&いただきまーす

白い恋人

白いお台場

白いメロディー

そもそもラングドシャというのは「猫の舌」という意味で、卵黄を使わず、薄くサクッと焼き上げたクッキーです。
クッキーは全体的にきつね色をしていますが、ラングドシャは中央がバター色(?)で、淵の部分だけがきつね色。
この手の焼き菓子は、バターやマーガリンなどの脂肪分を多くすればするほど
柔らかくサクサクと焼きあがるので、固ければビスケットと考えてだいたい間違いなさそうですね。

白い恋人
軽くサクサクとしたラングドシャに、板状のホワイトチョコをサンドしてあります。
ラングドシャより微妙に大きいので、ちょっとはみ出てますけどね。
でも、ホワイトチョコはすでに厚さも大きさも均一なので、極端なくずれはありません。
発売当初に流行りはじめたホワイトチョコレートを、手を汚さずにおしゃれに食べられる方法を考えたところ
クッキーでチョコをはさむ方法にたどりついたそうです。

白いお台場白いメロディー
堅めのポリポリとしたラングドシャに、溶かしたホワイトチョコをサンドしてあります。
なもんで、思いっきりはみ出てるものが多いです(笑)
ホワイトチョコの味も白い恋人とは微妙に違っていて、なぜかどちらも
ブ○ボンの「ホ○イトロリータ」に味や食感がそっくりな気がしました。不思議な感覚ですよ〜。

入っていたケースも、チェックチェック!

白い恋人

白いお台場

白いメロディー

白い恋人
トレイ底には石屋製菓のマスコットキャラであるネコや、利尻富士がレリーフ状に。
これを型にして氷やお菓子を作ったりしたら、なかなか可愛いかもしれませんね。

白いお台場白いメロディー
トレイ底は酷似していますね。中央に四角いくぼみがあるのも一緒です。
やっぱりここはレリーフ状に、ビッグサイトや音符マークなんかをデザインして欲しいかも(笑)

読みづらいページになってしまって、ごめんなさい。
でも、とても面白い比較作業となりました。
北海道と東京と神戸…いろんなところに「白い」お菓子は存在しているのですね。
ひょっとしたら他の地方にも、隠れたライバルが控えているのかも?
もし見つけることができたら、また改めてレポートしますね。
皆様からの発見情報も、お待ちしております!

2/26 追加情報

公開をすっかり忘れてましたが、「白い恋人」を作っている工場に行ったことがあるんです。
イシヤチョコレートファクトリー見学レポート
本日アップしましたので、よろしければこちらもご覧になってみてくださいね。

そうそう、「白い針葉樹」というお菓子があるという情報をいただきました。
ぜひ近日中に入手して、また比較をしてみたいと思います。


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