閉園してから見た夢

2001年4月、ワンダーエッグが閉園してから4ヶ月。
夜、こんな夢を見ました。

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私は二子玉川(景色から考えて間違いない)の一角にいました。
なぜか相当高い場所に座り、あたりを眺めてました。
周囲に物はなく、でこぼこした地面が目に入ってきます。
これから手をつけていくのか、
いろいろと建築材料や道具が散らばっていました。

私の隣で、一緒にあたりを眺めていた誰かが言いました。
「ここ、新しく遊園地ができるんだって。今日はそのテストプレイするみたい」
見てみると確かにすぐそばに、遊戯施設が見えるのです。
自然を生かしたやさしい色合いの、
巨大なブランコみたいなものがそこにはありました。

その巨大なブランコは、
一度に15人ほど座れるような作りだったのだけど、
テストプレイだったのか、ただ遊んでいたのか、
実際に乗っている人達が見えました。

あれは、コスチュームをまとったアトラクターたち…?
そうだ、間違いない。
そして4匹のピラリスたち(着ぐるみ/笑)もいる…!

彼らは何もしゃべってはいなかったけれど、
本当に楽しそうにブランコで遊んでいました。

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何故今こんな夢を見るのか、不思議でした。。
感傷的だと思う人もいるでしょうね。
今これを書いていて、あまりにもベタすぎると思いますもん(笑)
でも、自分がワンダーエッグに対して持っているイメージに
ぴったり合った光景でした。
夢の中で私はいつまでも、
ブランコで遊ぶ彼らを見つめていました。

ナムコやアトラクターがワンダーエッグを、
どういう思いで作ったり運営したりしていたのかは
ドリーマーである私には、完全にはわかりません。
私がワンエグに見出しているイメージは、
ナムコが想定しているものとは違うかもしれないな、と思います。
これは別にワンエグに限らず、
TDLなんかも絶対そういうところがあると思います。
作り手と客の意識差、というのかな。

でも、自分自身の中でイメージを膨らませて、
空想に浸って幸せを感じる自由ってありますよね。
というわけで、幸せな夜を過ごしたのでした。

  

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