ワンダーエッグってどんな場所?

ワンダーエッグというのは、
株式会社ナムコが運営&開発した
東京・二子玉川のテーマパークです。
「渋谷から15分で行ける」という立地条件が売りでした。

オープンしたのは1992年2月29日。
「都市型テーマパーク/ワンダーエッグ」
「愛とサクセスのメディアパーク/ワンダーエッグ2」
「夢とロマンのカウントダウンパーク/ワンダーエッグ3」

と、コンセプトを変えながらリニューアル。
途中、斜向かいにツインパークの
「たまご帝国」も建設。

人々が遊び心を忘れてしまったラペロ村という場所に、
遊びの女神エルズが、従神である4匹のピラリスと共に舞い降り、
「遊びのたまご」を使って村じゅうに遊びを生み出した、
というのが、おおまかなストーリーです。
この村を訪れる人に、遊び心を取り戻して欲しい…と。

カップルやゲーム好きの男性が多く見られましたが、
本来のターゲット層は、20代の女性でした。
また、西村知美さんがよく遊びに来ていたそうで、
彼女は園内で結婚式を挙げたほどでした。

客は「ドリーマー(夢を見る人)」と呼ばれ、
園内ではひとりひとりが、物語の主役となって楽しみます。
従業員は「アトラクター」と呼ばれ、
ドリーマーの物語の”脇役”を演じます。
ちなみに、アトラクターの好感度の高さはかなりのもので、
ネット上でも多くの人が絶賛しています。

ただ乗ったり見たりするだけの受動的なアトラクションより、
周囲と協力しあったり、競争しあったり
最後に結果用紙がもらえたりと、
ゲーム的要素の強い、参加体験型のアトラクションが
多数あり、若い人を中心に人気を集めていました。

中でも目玉アトラクションは、
1990年に行われた「花と緑の博覧会」(通称花博)
にて出展営業し、好評だった
「ドルアーガの塔」「ギャラクシアン3」で、
こちらでも常に列が絶えない、大人気アトラクションでした。

また、サテライトスタジオ「WE2 STATION」も設置され、
ラジオ番組の公開録音などが行われていました。

ファンの多いテーマパークだったのですが、
2000年12月31日、大勢の人に惜しまれながら
感動的なフィナーレを迎えました。

もっと詳しい情報は、
おいおい別ページにて紹介していきますね。

 

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