2004年6月 北海道旅行その5
6月8日(火) … 札幌観光幌馬車 → 新千歳空港 → 羽田空港 → 帰宅
大通に出ると、ここ数日で何度か見かけていた幌馬車の乗り場を偶然見つけました。
どこに乗り場があるんだろう? とずっと思っていたので、これはチャンス!
せっかくの機会なのでさっそく体験することに。
1階席だと一人1800円、2階席だと一人2200円です。
一時間に一度発車するのですが、この時は私と旦那の二人だけでした。
馬車をひいているのは、銀太くんという馬。
車に混じって、札幌駅の周辺を力強く歩いてくれます。
歩くたびにパカパカという蹄の音がコンクリートに響き、背中の鈴がチリンチリンと鳴り、
景色はもちろん、音までなんだか楽しいのです。
この幌馬車は夫婦で経営しているらしく、
御者席でおじさんが手綱を握り、1階席でおばさんが案内の放送をしています。
二人とも気さくな笑顔で優しく、とても息が合ってました。
道を進んでいくと、人々の視線がみんな銀太くんに向いているのがわかります。
信号待ちでは必ず何人も、カメラで写真を撮っているし。
観光バスに乗っている人たちも、みんなこちらに注目してるんですよ。
2階席に座ってると、車高の高い観光バスさえも上から見下ろす形になります。
大通りをまわるルートと、時計台・赤れんが(北海道庁)をまわるコースの2種類があり
一時間おきにコースが変わるのですが、私たちが乗ったのは時計台・赤れんがコースでした。
時計台で5分、赤れんがで10分停車してくれるので
記念撮影したり、赤れんがの建物内にちょっと入ったりすることもできます。
だいたい45分くらいで終了なのですが、とても貴重な体験でした。
中央の花は、幌馬車のおばさんに教えてもらった
赤れんが敷地内のハマナスです。
幌馬車を降りて銀太くんとおじさんにお礼を言ったあと、札幌駅へ。
17:30くらいに快速エアポートに乗り、新千歳空港へ向かいました。
空港内でいくつかお店をまわり、職場に持っていくおみやげなんかを買いこんだあと
前から気になっていた「郷土料理ユック」というお店で夕食にしました。
アスパラバター焼き(470円)、ほっけ焼き定食(1090円)、味めぐり膳(1230円)。
この値段でこの量は、とてもお得な気がします。
わさびが粉末じゃなく本物で、気づかずお寿司を食べて涙でボロボロになったり
最後に夕張メロンを食べようとして、まるごと床に落としたりと
ハプニングもありましたが、北海道最後の食事もとても美味しくて、満足!
21:50発の最終便に乗って帰ったわけなのですが、
この時間になるとおみやげ屋さんも閉まってるし、乗る人も少ないしで
ちょっぴり寂しい雰囲気なんですよね。
帰りの飛行機は、ちょっと小さなB767-300でした。
空席が目立つというより、搭乗客は20人くらいしかいなくてガラガラ。
CAさんに絵葉書とキャンディ詰め合わせをもらっちゃいました。
ひとつ前の21:20発、ANA&AIR DO共同運航便は
到着遅れで20分遅延して搭乗口も変更しまくり、
最終便に乗った私たちよりもずっと遅れて羽田に到着しました(笑)
その後、空港内を走ってモノレールに飛びこみ、山手線を経由して
池袋から西武線の最終電車に乗って帰宅。
漫画喫茶あたりで夜を明かす覚悟もしていたので、間に合ってホッとしました。